nanndemonaiyouのなんでもない様

好きな言葉はバールのような物、嫌いな言葉はなるようになる です

暑中見舞い

君がくれたプレイリストを当たり前に常に聴いてます。使い古して使い果たしてます。

昼頃の街は君とわたしの嫌いな人混みな上に蝉の声で騒がしくてバレそうにないのでヘッドフォンから鳴る歌詞を少し口ずさんでみる。人目を気にせずおっきな声で歌えたら君がそこから飛び出して来て褒めてくれるっていう最高なオプションは付いていないのかなとかありもしない気持ち悪過ぎる妄想をしながら、やっぱりヘッドフォンから鳴る君のお気に入りを口ずさんで歩けばもうすぐ家です。君はまだ家かな。もうかき氷食べた?お金が無くてもエアコンはつけるんだよ。暑いなら髪を切りなよ。長いのも似合ってるんだろうけけど。暑中見舞い申し上げました。

君とあいす

君の家への行き方を調べた。時間とかは十分あるし本当に行く気だったし今ももちろん。

けどよく考えたら行ったところで君は会ってくれるのか、会う口実はあるのか、君は忙しいからなあ。君と自分との生活はまるで違くてこれが何かの暗示のようで凄く虚しくなった。何がダメだったかなー君と一緒だった頃に戻りたいって毎日暇さえあれば、いや、暇がなくても思ってます。

何より君と過ごす時間は一瞬で過ぎてって、帰り道のわたしは空っぽでそれなのに涙が止まらなくなって、その瞬間から会う前よりももっと会いたくなってしまうのが怖い。

君のためなら死んでもいいかな とまでは言わないけれど、君に言われたならお揃いのピアスだって空ける、好みの服があるならなんでも着るし、掃除洗濯料理だってなんでもする、幽霊が100体そこに居たってちっとも怖くない。なんなら出てきてくれと思うくらいに君が好きだ。

君は意地悪して知らんぷりなんだと思うけど、それよりもっともっと本当に本当に君のことが大好きだよー。

冷凍庫にアイスがあるからまあいいや。 なんて思えません、絶対に。でも冷凍庫にヒエヒエでカチコチな君が居るならいいな。 とは思っちゃうよ。

早くここに帰って来てください。そしたら二人で夜中にアイスを食べたいの。君が、これが欲しい ってわたしの手に渡してくれるならハーゲンダッツだって買ってあげるから。


ナイトルーティーン

君の最寄り駅の名前はとっくに忘れてしまった。と思っていたのに、二人で行ったご飯屋さんや古着屋、タワレコ、君の作ったプレイリスト、君が好きだったから無理して聴いてた知らないバンドの曲、思い出したくても思い出せない声の代わりに瞼の裏に映る君の釣られる笑い方、未だに君が出てくる夢などから君の痕が煙草の匂いと混じり出てツーンと強く鼻に沁みる。煙草、すごく嫌だったなあ辞めてくれなかったなあ。

思い出すと苦しくなるような思い出しかないはずなのに記憶の中のわたしはずっと笑っていて誰といるよりも可愛いくって、君と違ってまだ小ちゃいわたしにはあまりにもキツ過ぎて懐かしくて笑っちゃうよ。

残そうとしていないのにしつこく、けれどどこか有難く、あたしにこびり付いている君からの通知がたまに来るだけで、もしかしたらまだ と思ってしまいます。

何故か君はわたしじゃないとダメなんだと自信満々なわたし、意外とまだ好きだったりするからわたし以外と幸せにならないでいてっていうわがままをまた昔みたいにウゼェと笑いながら聞いて欲し〜、ここ最近の夜のおはなし。

東京日和

つまらん日常で募って行ったことを6cmくらい背伸びして詩的な人を装って、だけど自分の考えてる事に嘘がないように、ありのままわがままあるがままに、不定期に、書きたい時に、わたしの事をわかってくれそうな人だけ見える所に書きたいと思います。


今のわたしは華のJKライフ真っ只中であり、また、学生の重大イベントである夏休み真っ只中でもあります。もう何回訪れたかわからないこのイベントに付き物なのが宿題というしつこ過ぎる怪物で、せっかくの休みにそれをわざわざ邪魔してくる性悪過ぎな宿題なんて無ければいいって毎回心の底から思うけれど、夏休みと宿題なんてハンバーガーにポテトぐらい定番コンビだということを無意識に受け入れて8月29日くらいに終わらせる。終わらせるとずっと抱えていた「早く終わらせなくちゃ」という煙たい毎日の憂鬱から解放されて凄く楽になる。

逆に、この数日間でわたしは沢山の煌びやかで大好きなものに触れて充実した日々を過ごした反面、最後から2日目ぐらいには「あと2日しかない、そのあと2日が終わってしまえばまたただだらだらとした価値のない無料の生活に元通りだ」という気持ちが徐々に増えていって、今日なんて最悪で85%くらいはその気持ちに侵食されてしまっていました。

これは、好きなバンドのライブの終演時間が近付くと、そればかり気にしてしまって上手く楽しめないという、最近発見したわたしの致命的な悩みと同じ感覚だと今帰路に着きながら思い付きましたので、書きました。

まぁまとめると嫌いなものを受け止める事よりも大好きで懐かしくて尊くて大切なのに儚くて特別なもの、人、場所、時間、環境から離れる事が1番怖いんだと気付けました。気付きました。けどこうゆうことに気付くのはいつも最悪に近いタイミングなので皮肉だなぁと最近よくため息が出ます。

好きな食べ物を最後に取っておくわたしの可愛らしい癖や、こんな感じで如何にも 偏差値50またはそれ以下 という感じの拙い文章ですが、そんなんをここに残そうと思ったのは、これから沢山のものに触れて思考が成長していくとこうゆう文章は書きたくても書けないんだからある意味貴重な価値のあるものだと珍しくポジティブに思ったからです。これは正にさっき書いたみたいな思考から来てるんだなと思います。

因みにこれを書き始めたのは新幹線の中でして、わたしは悲しい事や腹立たしい事以外で無意識に涙が出てきたのは、某バンドの大好きな曲である猫背と癖を生で初めて聴いた時と大好きなバンドマンさん達に叫ばれた生々しい応援の言葉を聴いた時ぐらいで、なかなか泣けない人なのですが、この数日間を振り返りながらこれを書いていたら何故かすげえ量の涙出てました。隣の人にバレそうで恥ずかしかったよ〜わろた

ただ、最近、結構ちゃんと生きるの辛いと思う事が増えたことを実感していて夏が終わって少ししたらもういいかと割と本気で思ってたけど今回は一旦は取りやめになりそうですよかった。

今はもう駅から家への疲労を纏ったバスに揺られていてヘッドフォンからはクリープハイプが流れています。あとこれを書いて若干酔いました、自分にも少しだけ。5%くらい。オロロ。